「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」限定モデルをミリタリー視点で徹底レビュー

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」限定モデルをミリタリー視点で徹底レビュー

ミリタリーウォッチの世界で、ハミルトンの「カーキ」シリーズは特別な地位を占めています。かつてアメリカ軍の兵士たちと共に戦場を駆け抜けた歴史を持ち、その信頼性は折り紙付きです。

今回ご紹介するのは、そんな伝統あるハミルトンと、世界的人気を誇るFPSゲーム「Call of Dutyコール オブ デューティ)」が融合した特別仕様の限定モデルです。

ゲーム内のキャラクターが着用したモデルを、ミリタリーウォッチの王道である「ハミルトン カーキシリーズ」とコラボしたモデルで、「Call of Duty」の紋章が刻印されたケースバックと特別仕様のパッケージが付属します。

単なるファンアイテムに留まらない、実戦を想定した堅牢性と実用性の高いミリタリーデザインを、軍用時計としての背景を踏まえながら詳しくレビューします。

目次

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」の概要

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」は、ハミルトンの軍用時計としてのルーツと、世界的に有名なファーストパーソン・シューティングゲームとのコラボレーションによって誕生した限定モデルです。

38mmという絶妙なサイズ感に、80時間のパワーリザーブを誇るH-10ムーブメントを搭載した実力派のフィールドウォッチであり、裏蓋に「Call of Duty」の紋章が刻印されたケースバックと特別仕様のパッケージが付属します。

項目スペック
耐久性
防水性中:10気圧(100m)防水
耐磁性ニヴァクロン製ヒゲゼンマイによる高い耐磁性
視認性スーパールミノバ加工の針とインデックス
操作性操作しやすい大型のリュウズ
ムーブメント機械式自動巻き(H-10)
動力の持ち時間標準持続時間80時間
素材(ケース・裏蓋・風防)ケース:ステンレススチール
風防:サファイアクリスタル
ケース径38mm
ケース厚10.9mm
重量約64g(ベルト含む)
ベルトの種類NATOストラップ(テキスタイル)
「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」のミリタリー要素
  • アメリカ軍に標準装備として支給されていたモデルがルーツ
  • 80時間ロングパワーリザーブの機械式自動巻
  • 「Call of Duty」の刻印と限定パッケージ

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」の腕時計を採用する政府機関や部隊

ハミルトンは、その歴史の中で数多くの軍隊や政府機関に時計を供給してきました。

特に有名なのは、第二次世界大戦中のアメリカ軍への大規模な供給実績です。当時、ハミルトンは民間用時計の生産を完全に停止し、100万個以上の時計を軍に納入しました。現代でも「カーキ」のルーツとなった「MIL-W-46374」規格の時計は、米軍兵士の標準装備として広く知られています。

また、かつてはイギリス軍(ブロードアロー刻印のモデル)や、海軍の水中爆破チーム(UDT)など、特殊な任務を遂行する部隊にも同社の時計が採用されていた実績があります。

実戦で使用されたエピソード

ハミルトンの時計が戦場でその真価を発揮したエピソードは枚挙に暇がありません。第二次世界大戦中、アメリカ海軍の艦船で正確な航海を行うために不可欠だった「マリンクロノメーター」の供給は、連合国の勝利に大きく貢献したと言われています。

また、ベトナム戦争時代には、過酷なジャングルでの任務に耐えうるプラスチックケースやステンレスケースのフィールドウォッチが投入されました。兵士たちは、泥濘や湿気にさらされる環境下で、ハミルトンの時計の正確性と耐久性に信頼を置いていたのです。これらの実績が、現在の「カーキ フィールド」シリーズの信頼性を支える根拠となっています。

映画・ドラマ・アニメでの使用実績

ハミルトンは「ムービーウォッチ」としても名高く、500作品以上の映画に登場しています。

ミリタリーに関連する作品では、映画『パール・ハーバー』で当時の米軍モデルが再現されて使用されたほか、映画『ダンケルク』でも当時の軍用時計を彷彿とさせるモデルが登場します。

また、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』や『TENET テネット』では、物語の鍵を握る重要な小道具としてハミルトンの時計が採用されました。アニメ作品においても、ミリタリー描写に定評のある作品でキャラクターがカーキシリーズを着用しているシーンが見受けられ、リアリティを演出する要素となっています。

所有している有名人

ハミルトンの時計は、その質実剛健なスタイルから多くのセレブリティや著名人に愛用されています。

俳優のエルヴィス・プレスリーが映画『ブルー・ハワイ』で「ベンチュラ」を着用したことは有名ですが、ミリタリー系モデルでは俳優のハリソン・フォードが環境保護活動の文脈も含めてハミルトンを支持しています。また、多くのアクション映画スターが、役作りやプライベートで「カーキ フィールド」や「カーキ ネイビー」を着用しており、過酷な撮影現場でも壊れないタフな相棒として選ばれています。

生産国とその歴史的背景

ハミルトンは現在、スイスに拠点を置くスウォッチグループの一員として「スイスメイド」の時計を製造していますが、その起源は1892年のアメリカ・ペンシルベニア州ランカスターにあります。

創業当初は鉄道時計のメーカーとして「鉄道の正確さを保証する時計」を作り上げ、アメリカの近代化を支えました。その後、二度の世界大戦を経て軍用時計の主要サプライヤーとなり、アメリカンスピリットを体現するブランドとしての地位を確立しました。

1974年にスイスの資本下に入りましたが、デザイン哲学やミリタリーの遺産は今もなおアメリカのルーツを強く感じさせるものとなっています。

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」の特徴と機能

  • カーキ フィールド Auto H70475930(Call of Duty限定デザイン)
  • カーキ フィールド Auto 38mm(機械式自動巻きモデル)
  • カーキ フィールド Mechanical 38mm(機械式手巻きモデル)
  • カーキ フィールド Quartz 38mm(クォーツモデル)
項目スペック
耐久性
防水性中:10気圧(100m)防水
耐磁性ニヴァクロン製ヒゲゼンマイによる高い耐磁性
視認性スーパールミノバ加工の針とインデックス
操作性操作しやすい大型のリュウズ
ムーブメント機械式自動巻き(H-10)
動力の持ち時間標準持続時間80時間
素材(ケース・裏蓋・風防)ケース:ステンレススチール
風防:サファイアクリスタル
ケース径38mm
ケース厚10.9mm
重量約64g(ベルト含む)
ベルトの種類NATOストラップ(テキスタイル)

このモデルは、ハミルトンの伝統的なフィールドウォッチの設計思想に、現代的な素材とゲームの世界観を融合させた特別なタイムピースです。単なるコラボレーションモデルに留まらず、ミリタリーウォッチとしての本質を追求した以下の特徴を備えています。

80時間のロングパワーリザーブを誇るH-10ムーブメント

心臓部には、スウォッチグループと共同開発された専用ムーブメント「H-10」が搭載されています。

特筆すべきは80時間という長大なパワーリザーブです。金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝にそのまま動き続けているという実用性は、日常生活においても非常に便利です。また、磁気の影響を受けにくいニヴァクロン製ヒゲゼンマイを採用しているため、電子機器に囲まれた現代社会や、複雑な装備を身に着けるミリタリーシーンにおいても高い精度を保ち続けます。

ゲームの世界観を細部に宿した限定デザイン

裏蓋には「Call of Duty」の紋章が刻印されたケースバックとなっており、ファンを唸らせる特別な意匠が凝らされています。

一見するとシンプルなフィールドウォッチでありながら、所有者だけが知る特別なディテールとなっています。数字や針にはスーパールミノバが塗布されており、暗所での視認性も確保されています。また、特別仕様のパッケージとケースが付属するのが嬉しいポイントです。

汎用性の高いNATOストラップと38mmケース

38mmというケース径は、ヴィンテージの軍用時計に近いサイズ感であり、日本人の腕にも馴染みやすい絶妙なバランスです。

これに組み合わされるテキスタイル製のNATOストラップは、耐久性が高く、汚れた際の手入れも容易です。また、万が一バネ棒が一本外れても時計が脱落しないというNATOストラップ本来の安全設計は、実戦的な背景を持つモデルにふさわしい仕様と言えます。ベルトを交換することで、さらに自分好みのタクティカルな雰囲気にカスタマイズすることも可能です。

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」と他モデルの腕時計との比較

同一ブランドの他モデルとの比較

「ハミルトン カーキ フィールド オート コール オブ デューティ」を、不動の人気を誇る定番モデル「カーキ フィールド メカ 38mm」と比較すると、ミリタリーウォッチとしての「利便性」と「伝統」の捉え方の違いが鮮明になります。

まず、最大の違いはムーブメントの駆動方式です。

本モデル(オート)は自動巻きのキャリバーH-10を搭載しており、日常的に着用していれば手動で巻き上げる手間がありません。対して、メカモデルは手巻きのキャリバーH-50を搭載しており、毎日決まった時間にリューズを回すという「儀式」を楽しむモデルです。

どちらも80時間のパワーリザーブを誇りますが、現代的な実用性を重視するならオート、歴史的な軍用時計の作法を重視するならメカに軍配が上がります。

次に実用面での大きな差は、防水性能と厚みです。本モデルは10気圧防水を確保しており、水辺のアクティビティでも安心して使用できますが、メカモデルは5気圧防水に留まります。

一方で、ケースの厚みはオートの10.9mmに対し、メカモデルは約9.5mmと非常に薄く、袖口への収まりや軽量感ではメカモデルが優れています。

デザイン面では、本モデルには3時位置に日付表示がありますが、メカモデルは日付なしのシンプルな構成で、より1960年代の米軍供給モデルに近いヴィンテージ感を漂わせます。

多機能でタフな現代仕様を求めるなら本モデル、極限まで無駄を削ぎ落とした「本物」のミリタリースペックを味わいたいならメカモデルという選択になるでしょう。

他社の類似モデルとの比較

ラコ アーヘン 39(Laco Aachen 39)

ドイツの老舗ブランド、ラコの「アーヘン 39」は、ハミルトンと同様に歴史的な軍用時計の背景を持つモデルです。ラコは第二次世界大戦中のドイツ空軍にBウオッチを供給していたことで知られています。

機能面では、ラコはミヨタ製の自動巻きムーブメントを採用しており、パワーリザーブは約42時間と、ハミルトンの80時間には及びません。また、素材もステンレススチールがメインです。デザインは「タイプB」と呼ばれる航空計器のような視認性の高いダイアルが特徴で、陸軍のフィールドウォッチをルーツとするハミルトンとは趣が異なります。

ハミルトンの方がスペック的には現代的でハイスペックですが、ラコにはドイツ軍用時計としての無骨な歴史的重みがあり、どちらを選ぶかは「陸軍派」か「空軍派」かという好みの問題も大きいでしょう。

マラソン(Marathon) General Purpose Mechanical

現在進行形で米軍に時計を納入している数少ないメーカー、マラソンの「汎用メカニカル」モデルは、本物のミリタリースペックを体現する強力なライバルです。

マラソンの最大の特徴は、文字盤に配置されたトリチウムガスチューブによる自己発光機能です。ハミルトンのスーパールミノバが光を蓄える必要があるのに対し、マラソンは暗闇で常に光り続けます。また、ケース素材にファイバーグラス混合樹脂を採用したモデルもあり、軽量性とコストパフォーマンスに特化しています。

デザインは非常に実務的で、ラグジュアリーさは皆無です。ハミルトンが「歴史と現代のデザインの融合」であるのに対し、マラソンは「現役の道具」という印象が強いです。ファッション性やムーブメントの仕上げを重視するならハミルトン、究極の現場主義を求めるならマラソンという選択になるでしょう。

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」の実用性

オススメの利用シーン

本モデルが最も輝くのは、やはりアウトドアやアクティブなレジャーシーンです。

38mmというコンパクトなサイズ感は、長時間のトレッキングやキャンプ、あるいはサバイバルゲームといった身体を激しく動かす場面で、手首の動きを妨げません。10気圧防水を備えているため、川辺での活動や突然の雨に見舞われても全く問題ありません。

また、サバイバルゲームのプレイヤーにとっては、この時計が持つ「コール オブ デューティ」という背景自体が大きな魅力となります。ゲーム内で操作するキャラクターと同じ、あるいはその世界観を共有する装備を身に着けることで、没入感を高めることができるでしょう。

一方で、その落ち着いたマットなデザインは、休日のカジュアルなファッションにも見事にマッチします。ミリタリージャケットやカーゴパンツといったスタイルはもちろん、シンプルなTシャツとジーンズのコーディネートに合わせるだけで、腕元に力強いアクセントを加えることができます。

道具としての信頼性が高いため、日常のどんな場面でも「壊れることを気にせず使える」という安心感こそが、この時計の最大の利便性です。

ビジネスシーンに利用できるか

結論から言えば、現代の多様化したビジネスシーンにおいて、この時計は十分に利用可能です。特に、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルが推奨される職場では、非常にセンスの良い選択となります。

38mmという控えめなサイズ感は、シャツの袖口に干渉しにくく、悪目立ちすることもありません。全体がブラックやグレーを基調としたダークトーンでまとめられているため、派手な装飾を排したストイックな印象を周囲に与えます。

ただし、伝統的なフォーマルなスーツスタイルや、非常に保守的なビジネス環境では、NATOストラップがカジュアルすぎると判断される可能性があります。その場合は、レザーストラップに交換することで、より落ち着いた雰囲気に調整することができます。

また、この時計が持つ「歴史的な軍用時計ブランド」という背景は、ビジネスの場でのちょっとした会話のきっかけにもなり得ます。実用性を重んじる姿勢や、こだわりを持つ人物であることを暗に伝えるツールとして、非常に優秀な働きをしてくれるでしょう。クリエイティブな職種やIT、技術系の職種であれば、その機能美がむしろ歓迎されるはずです。

長く利用するためのコツやメンテナンス方法

機械式時計である本モデルを末永く愛用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

ハミルトンが推奨する3〜5年に一度のオーバーホール(分解掃除)を欠かさないことが、内部ムーブメントの健康状態を保つ秘訣です。特にH-10ムーブメントは80時間のパワーリザーブを支える精密な機構を持っているため、信頼できる技術者による点検が望まれます。

日常的なケアとしては、ケースの汚れを柔らかい布で拭き取ることが基本です。ステンレススチールは錆びにくい素材ですが、皮脂や汗を放置するとストラップの劣化やケースの腐食を早める原因となります。

特に付属のNATOストラップはテキスタイル製のため、汗を吸い込みやすい性質があります。定期的に取り外し、中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく手洗いし、陰干しすることで清潔さを保つことができます。

また、リューズの操作にも注意が必要です。日付変更を禁止されている時間帯(一般的に午後8時から午前2時頃)には手動での日付操作を避け、歯車の破損を防ぎましょう。さらに、10気圧防水を過信せず、水辺で使用した後は必ず真水で洗浄し、リューズがしっかり押し込まれているかを確認する習慣をつけることが、水の侵入を防ぐために重要です。

オススメの購入方法と安く購入する方法

「ハミルトン カーキ フィールド オート コール オブ デューティ」は限定モデルであるため、まずは正規販売店やハミルトン公式オンラインストアの在庫を確認することが先決です。

確実に本物を手に入れ、手厚いアフターサービスを受けるには正規店での購入が最も安心です。

\ ハミルトン公式ショップ楽天市場店 /

少しでも安く購入したい場合は、大手家電量販店(ヨドバシカメラやビックカメラなど)のハミルトンコーナーを狙うのが一つの手です。ポイント還元を含めると実質的な購入価格を抑えることができます。また、信頼できる並行輸入品を取り扱う腕時計専門店でも価格を比較する価値がありますが、限定モデルの場合は流通量が少ないため、見つけたら早めに決断することが重要です。

中古市場を利用する場合も、保証書や付属品が揃っているか、信頼できるショップであるかを厳重にチェックしてください。

まとめ|「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」徹底レビュー

本モデルは、ハミルトンが誇るミリタリーウォッチの伝統と、現代のポップカルチャーが最高に近い形で融合した腕時計です。

自動巻きの利便性と80時間のロングパワーリザーブ、そして10気圧防水という実用性は、単なるコレクターズアイテムを超えた「本物の道具」としての価値を証明しています。

ミリタリーファンにとっても、ゲームのファンにとっても、その背景にあるストーリーとスペックの両面で満足させてくれる稀有な時計と言えるでしょう。

「ハミルトン カーキフィールド オート-Call of Duty」まとめ
メリット

歴史ある軍用時計の信頼性と、限定モデルならではのタクティカルな意匠が、日常使いしやすいスペックで凝縮されている

  • 80時間のロングパワーリザーブにより、数日外しておいても止まらず実用的
  • 10気圧防水を確保しており、アウトドアや日常の浸水トラブルに強い
  • コール オブ デューティの世界観を反映した、唯一無二のダークトーンデザイン
  • 38mmの絶妙なケースサイズが、日本人の腕に完璧にフィットする
  • 耐磁性に優れたニヴァクロン製ヒゲゼンマイを搭載し、PC等の磁気にも強い
デメリット

世界限定5,000本のため入手性が限られており、NATOストラップ以外のオプションが標準では付属しない

  • 限定モデルのため入手困難の可能性がある
  • NATOストラップ以外のオプションは付属しない
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次