今回は、隠れミリタリーマニアに必見の普段着でも活躍できるタクティカルベルトを紹介したいと思います。
タクティカルベルトは、実戦やサバゲー装備では弾倉などの様々な装備品を腰からぶら下げる際に活躍します。ミリタリーなタクティカルベルトは、普通のベルトと比べ頑丈で高機能、タクティカルと付くだけでテンションが上がります。
サバゲーをやらないインドアな隠れミリタリーマニアにはあまり活躍の機会がなさそうですが、普段使いもできそうなタクティカルベルトをいくつか紹介します。
目次
タクティカルベルトとは
タクティカルベルトは、マガジンポーチやホルスターなどの各種装備を腰にぶら下げるためのベルトです。ピストルベルト、デューティーベルト、ヒップベルト、ウォーベルトなど様々な呼び方があるミリタリーなベルトをここではタクティカルベルトと呼んでいます。
ベルト単体でも装備をぶら下がることができますが、モール機能を付け加えると拡張性がさらにアップします。
普段着で使う際の注意点
本場のタクティカルベルトは、サイズがアメリカ仕様になっていることが多いので、非常に長いことがあるので自分に合うかどうか確認が必要です。
また、ベルト幅がかなり太いので、ズボンのベルトループに入るかどうか要注意です。
あとは普段着で何をぶら下げるか、です。タクティカルベルトを巻くからには、何かをぶら下げたくなるのは私だけでしょうか。
例えば、飲み物。
大きめのサイズであれば、ペットボトルや小物入れとしても使えそうです。
スマホをぶら下げてる人はたまに見かけます。
これは、MAGFORCE社製のスマホポーチ。
サバゲー会場以外であまり尖ったものをぶら下げると、ポリスマンのお世話になるのでご注意下さい。
オススメのタクティカルベルト
普段着でも使えそうなタクティカルベルトをいくつかご紹介します。
5.11タクティカルTDUベルト
まず1つ目は、5.11タクティカルシリーズのTDUベルト。
見た目は、地味です。
ミリタリーなんで、タクティカルなんでそんなものです。派手さは必要ありません。必要なのは、しっかり固定される事、ずれない事、切れない事。
この機能美こそが全てです。
まず、バックルは、
空港などの金属探知機で引っかからないプラスティック素材のロー・プロファイル・バックルを採用。
ベルト部分は、
ブラックとODカラーのリバーシブル仕様!!意外とオシャレ。しかも、ハードユースにも耐えるヘビーデューティーナイロンを縫い合わせてあるので、頑丈でよれにくく作られています。そんな機会が訪れるのか疑問ですが、荷物を運ぶ際のキャリーストラップとしても使用可能とのこと。それでいて軽量なので長時間の着用も問題なし。
問題は、バックル部分にベルトを通す必要があるので着脱がやや面倒な点。
サイズ | ベルト幅:約44mm バックル幅:約55mm 長さ:約96cm(S)、 約108cm(M)、約116cm(L) |
カラー | ブラック × OD ブラック × ブラウン ※単色のモデルもあります。 |
価格 | 4,000円くらい |
5.11タクティカルとは、クライマーであったロイヤル・ロビン氏によって発案され、米国FBIをはじめ、CIA、海軍特殊部隊SEALや陸軍特殊部隊デルタのアンダーカバー・オペレーターや、PMCに絶大な人気を誇るブランド。実際に軍や警察特殊部隊などからの要望に応じた製品が開発されています。
5.11という名前の由来は、クライミングで最も難易度の高いレベルを指すことから来ています。
FirstSpearのアサルターズガンベルト
このアサルターズガンベルト(AGB)の特徴は、
- ワンタッチで着脱可能なバックル
- 樹脂製の板を縫い込んだ頑丈なベルト
バックルは、
ワンタッチで着脱可能、耐久性も抜群のメタリック製コブラバックル。
ベルトは、
ナイロン製のベルトの間に樹脂製の板を挟んで縫い込んでいるので、非常に頑丈に作られています。
下の動画でイカツイおじさんが使い方を説明してくれていますが、モールシステムのアクセサリーをベルトに取り付けることも可能です。
見た目は相変わらず地味ですが、より機能性が凝縮されたタクティカルベルトです。
サイズ | ベルト幅:約43〜45mm 長さ:S〜XLサイズ (約79cm〜109cm) |
カラー | ブラック カーキ マルチカム(迷彩柄) |
価格 | 10,000円くらい |
FirstSpearは、元アメリカ軍の兵士により創立されたタクティカル装備ブランド。
プロの視点で、様々な革新的で軽量な個人装備を開発しており、ロードキャリッジシステムなどをアメリカ国防総省に納品、その他の多くの警察関連機関や軍に採用される実績があります。
Rothcoのピストルベルト
見た目がよりそれっぽいのが、Rothcoのピストルベルト。見た目でミリタリー感を出したい人向け。ベルトに空いた無数の穴は、肩にかけるスリングと連結可能。
レプリカ品なので耐久性などはあまり期待できませんが、お値段がお手頃なのが魅力です。
ただし、幅が約5.5cmもあるので、ズボンのベルトループには入らないと思います。
サイズ | ベルト幅:約55mm 長さ:約120cm(M)、 約130cm(L)、約140cm(XL) |
カラー | ブラック カーキ |
価格 | 2,000円くらい |
ROTHCO(ロスコ)社は、創業が1953年と古く60年以上に渡りミリタリー・アウトドア製品を製造しています。米軍を始め世界各国の軍向けに衣料や装備品を供給。アウトドア製品も豊富、軍用品のレプリカ品も多くサバゲー用の装備として利用されている方も多くいます。
まとめ
普段着でもサバゲー装備としても使えるタクティカルベルトを紹介しました。
タクティカルと言うだけあって、機能性と耐久性が非常に優れているのが特徴で、見た目も目立たない物が多いので普段着にも十分使えます。
実際の軍や部隊に納入しているホンモノのメーカーが作っている物を使っている、というのがテンションが上がります。