「ガンスリンガー・ガール」殺し屋として訓練された少女達の悲しいガンアクション

作品名: ガンスリンガー・ガール
作者: 相田裕
連載誌: 月刊コミック電撃大王
連載日: 2002年〜2012年
出版社: アスキー・メディアワークス

1 概要
2 ガンスリンガー・ガールのミリタリー的見どころ
- 2.1 FN P90
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概要

イタリアを舞台に対テロ機関である「社会福祉公社」とテロリスト集団との戦いを描いたガンアクション漫画。

イタリア政府は対テロ対策として、表向きは障害者への支援を行う公益法人として「社会福祉公社」を設立しますが、実態は身体に障害を負った少女を人体改造、洗脳して殺し屋として暗殺などの超法規的活動をさせる組織。少女達は義体と呼ばれる身体と銃を武器に戦うことを仕組まれた存在。

ガンスリンガー・ガールのミリタリー的見どころ

ガンスリンガー・ガールの障害を負った少女という設定に賛否両論ありますが、ヨーロッパ製の銃火器、兵器がふんだんに登場する漫画です。特にスイスのシグザウエル社やベルギーのファブリックナショナル社(通称FN)、ドイツのH&K社製の銃が多く登場します。

FN P90

独特な形状と構造をしたこのFN P90。本作では主人公の少女が楽器の箱に入れ持ち運び、フルオートでぶっ放してます。

小型軽量なので取り回しがよく、女性でも扱いやすいの
かもしれません。本作では、肉体改造された少女達がバカでかい自動小銃やライフルを担いでいるので、漫画の中ではあまり関係なさそうです。

この本作にも登場するFN P90ですが、ベルギーのFN社(ファブリック・ナショナル)により開発された近未来的なホルムが特徴のP90ですが、開発は1987年と今から30年も前に作られた銃です。何をもって近未来的というのか怪しいですが、、

1996年に起きた、ペルー日本大使館占拠事件で軍、警察の突入部隊が使用したことで、メディアへの露出が増え知名度が上がりました。

弾丸は5.7mm×28の小ぶりなライフル弾を使用し、反動を抑えつつ飛距離と貫通力を高めた特殊なライフル弾。

装弾数はアサルトライフルでは驚きの50発。マガジンは銃の上部に寝かせて装着する形で、透明なプラスチック性で残弾数が目で見えます。ちなみに排莢は銃の下部から。

特徴的なフォルムなので好みは分かれますが、映画やアニマ、漫画にはよく登場します。東京マルイから電動ガンが発売されており、サバゲでは使用している方も多く人気の銃です。ただ、実際の軍や警察の部隊に配備数はあまり多くないようです。やはり使い勝手が特殊なのと、弾丸やマガジンも特殊なので他の銃との共用が難しいのがネックです。

FN P90 諸元
製造：ベルギー FN社
全長：500mm
重量：3.0kg
口径：5.7mm×20
装弾数：10/30/50発
発射速度：900発/分

設定年代	2000年代
舞台	イタリア
カテゴリ	ガンアクション
登場銃器	SIG： SIG_SG550 SIG_SG551 SIG_SG552 SIG_P239 SIG_P230 SIG_P232 SIG_シグプロ H&K： H&K_P7 H&K_UMP45 H&K_USP H&K_Mk23 H&K_VP70 H&K_MP5kPDW H&K_HK69 H&K_MP7A1 FN： FN_P90 FN_FAL FN_ファイブセブン FN_SCAR-H FN_ブローニングハイパワー FN_ミニミベレッタ：ベレッタSC70/90 ベレッタM84 ベレッタM92 ベレッタM8000 ベレッタRX4 ベレッタPx4 IMI： IMI_デザートイーグル IMI_ジュリコ941 IMI_マイクロウージー USSR：ドラグノフ AK47 MG42 ステアーAUG ステアーM9 ステアーGB ステアーTMP Cz75 ウィンチェスターM1897 ベネリM1ベネリM4 SPAS12
登場兵器
登場部隊